「暮らしの記憶写真館」のできるまで。

きっかけは、「自宅安静でスタジオに行けなくなったの。」とのマタニティのご依頼でした。

ご自宅にうかがって、お二人のお子さんを想う愛おしい気持ちに包まれて、お家の中で写真を撮らしてもらって。bookをつくりながら、将来、産まれてくるまでのことを、お子さんと共有してもらえたら嬉しいなと思いました。なんだかぽかぽかとあたたかく、愛おしい気持ちになりながら作らせてもらったのを覚えています。

その後、おばあちゃんのお家にうかがってお撮りさせてもらうことがありました。

撮影から半年後、リノベーションのため、あのときのお家は形を変え、おばあちゃんは少し認知症が進み。

あの時、あのタイミングで撮ってもらえてよかったとお話していただいたことで、記録することの意味を教えてもらいました。

いつもあたりまえに目にする光景は、安心できる場所として、いつの間にか、心のどこかにぼんやりと記憶しているように思います。数年後、数十年後、暮らしの音や匂いとともに思い出してもらえますよう。

そっといつもの生活におじゃまして、ゆっくりとその暮らしに寄り添う、暮らしの記憶写真館。ときに、思い出の場所に一緒に訪れ、日常も、特別な日も、写真におさめるお手伝いをしていきます。

暮らしの記憶写真館 
三宅智子

そんな想いから始まったのが、「暮らしの記憶写真館」です。